外国人のアルバイト・正社員の採用を積極的にすすめていて外国人の求人に成功している企業・店舗の特徴は、まずは外国人と働く環境を作って慣れていこうとすることを積極的にやっているのが特徴です。
日本は島国でなかなか外国人に対する抵抗感があるという文化でしたが、これからはそうは言っていられない状況にどんどんなっていくのは確実です。
最近では法務省出入国管理統計を見てみると訪日外国人の数は毎年右肩上がりで、2015年19,737,409人、2016年24,039,700人、2017年28,691,073人、2018年31,191,900人という伸び方をしており、これからもどんどんインバウント客は増加していくと思います。
この流れを見るとローカルエリアでも、もはや日本で外国人を見ない日はないという風になっていくでしょう。大手のドラッグストア、家電量販店、飲食店、アパレルショップなどでも外国人採用を積極的に実施しており、インバウンド客対応をしています。
『ワールドブリッチャー』の取材スタッフも毎回、どこに取材に行っても外国人の求人をしている企業・店がどんどん増えていることに驚きを隠せなくなっています。
上手く外国人の方と一緒に働く環境を作るためには、やはり一度でもいいので外国人のアルバイトを採用してみるということが大事だと思います。『ワールドブリッチャー』のスタッフもいろいろな会社・店に取材をする中で、外国人のアルバイトの方を上手く採用している経営者さんや人事担当に、「なぜ外国人のアルバイト採用を始めたのですか?」と聞いてみると、「やっぱり採用して一緒に働いてみないとどんな人物かわかりませんからね!別に、日本人であっても働いてみると全然仕事ができない人もいれば、一生懸命仕事を覚えて頑張っているアルバイトもいますし、国籍なんてどうでもいいと思いますよ」と言う経営者さんがいました。
これは、本質をついているなぁ~と『ワールドブリッチャー』のスタッフも感心しました。確かに、一生懸命な人、まじめな人、キッチリやる人、さぼる人、寝坊する人、嘘をつく人は、国籍を問わずみんなどこでも一緒なんです。
外国人だからダメとかイイとかいう議論がアホくさいんですよね。やっぱり、これから日本の労働生産人口は減少の一途をたどりさらに働き手は減っていく中で、いかに外国人のアルバイト・正社員の方と上手くやっていくかは本気で考えていかないとダメな課題ですよね!